簿記は仕訳が命②
2013年04月12日
仕訳の解説②です
ポイント2
下のボックス図を覚える(仕訳を覚えるよりも先に覚える)
なんども、紙に書いて必ず書けるようになってください
このボックス図は何かというと上の図が「貸借対照表(B/S)」
下のボックス図が「損益計算書(P/L)」というものです


この図は何に使うかというと
仕訳のときに借方(左側)や貸方(右側)に何を書くかを決めるものです
簿記ではこのようなボックス図を下書きとして書いて計算をしていく方が正確でより早く解答できます
その前に、用語を解説しておきます
B/S
貸借対照表のことを「バランスシート」とも呼びます。貸借対照表のことを略して「ビーエス(B/S)」と呼んでます
P/L
損益計算書のことを「プロフィット・アンド・ロス・ステートメント」とも呼びます。損益計算書のことを略して「ピーエル(P/L)」と呼んでます
それでは、貸借対照表のボックス図の使い方です

まず、資産・負債・純資産という言葉を覚えてください。ものすごく大事な言葉です。これから何度も出てきますので今のうちにマスターしておきましょう
ボックス図の見方
このボックス図は増加分だけを描いたものです。このことをしっかりと押さえてください。増加分だけです。
つぎに中心から左、右に分けて見てください。左に資産、右に負債、純資産が配置されてることになります。これは資産が増えた場合は、仕訳として借方(左側)に書くという意味になります。負債が増えたら貸方(右側)に書くという具合です。ちなみに減った場合は逆に書きます。資産が減ったら、貸方(右側)に書くってな感じです
資産ってなに?
増えたらうれしいものです
たとえば、お金、家、預金残高など日ごろ増えたらうれしいですよね。そういったお金やものや権利など財産的なものだと思ってください。また、増えたら借方(左側)、減ったら貸方(右側)に書きます
仕訳で現金が増えたとなったら借方(左側)に現金と書いて、逆に、現金が減ったら貸方(右側)に書くといった感じです
負債ってなに?
増えたら嫌なものです
たとえば、借金とかローンの残高など日ごろ増えたら嫌ですよね。そういった借金や支払い義務など嫌なものだと思ってください。また、増えたら貸方(右側)、減ったら借方(左側)に書きます
仕訳でお金を借りたとあれば貸方(右側)に借入金と書いて、逆に、借りたお金を返したとあれば借方(左側)に借入金と書きます
純資産ってなに?
お店や会社の元手になるものです。代表的なものが資本金ですね
以上を踏まえて次の問題をやってみてください
問題:現金100円を元手にお店を開業した
こたえ
借方 貸方
現金 100 / 資本金 100
となります。
考え方としては、自分はお店の立場です。100円を元手にお店を開業したということはお店側からすると現金100円がレジに入ったということになります。なので、現金という増えたらうれしい資産が増加したので借方(左側)に現金 100 を書きます。また、この100円はお店側からすると元手になります。ってことは資本金が増えたいうことになるので貸方(右側)に資本金 100 を書きます。これで仕訳が完成です
どうですか、ボックス図を頭に描きながら仕訳をするとわかりやすいと思います。
簿記初心者の間違いやすいところが、仕訳のときに借方と貸方を逆に書いてしまうミスが多く見受けられます。慣れるまではこのボックス図を書いた紙を横に置きながら仕訳の問題に取り組むと良いと思います。少し慣れてきたら少しずつ紙をみないようにしていくとすぐに仕訳を解く力がつきます。ぜひ試してみてください
今日はここまで!続きは次回とします
今回のポイント
ボックス図をしっかりと書けるようになる
頭でボックス図がイメージできるように何度も書いて覚える
H25.6月簿記3級対策講座はこちらです → 第134回日商簿記3級対策講座
ポイント2
下のボックス図を覚える(仕訳を覚えるよりも先に覚える)
なんども、紙に書いて必ず書けるようになってください
このボックス図は何かというと上の図が「貸借対照表(B/S)」
下のボックス図が「損益計算書(P/L)」というものです


この図は何に使うかというと
仕訳のときに借方(左側)や貸方(右側)に何を書くかを決めるものです
簿記ではこのようなボックス図を下書きとして書いて計算をしていく方が正確でより早く解答できます
その前に、用語を解説しておきます
B/S
貸借対照表のことを「バランスシート」とも呼びます。貸借対照表のことを略して「ビーエス(B/S)」と呼んでます
P/L
損益計算書のことを「プロフィット・アンド・ロス・ステートメント」とも呼びます。損益計算書のことを略して「ピーエル(P/L)」と呼んでます
それでは、貸借対照表のボックス図の使い方です

まず、資産・負債・純資産という言葉を覚えてください。ものすごく大事な言葉です。これから何度も出てきますので今のうちにマスターしておきましょう
ボックス図の見方
このボックス図は増加分だけを描いたものです。このことをしっかりと押さえてください。増加分だけです。
つぎに中心から左、右に分けて見てください。左に資産、右に負債、純資産が配置されてることになります。これは資産が増えた場合は、仕訳として借方(左側)に書くという意味になります。負債が増えたら貸方(右側)に書くという具合です。ちなみに減った場合は逆に書きます。資産が減ったら、貸方(右側)に書くってな感じです
資産ってなに?
増えたらうれしいものです
たとえば、お金、家、預金残高など日ごろ増えたらうれしいですよね。そういったお金やものや権利など財産的なものだと思ってください。また、増えたら借方(左側)、減ったら貸方(右側)に書きます
仕訳で現金が増えたとなったら借方(左側)に現金と書いて、逆に、現金が減ったら貸方(右側)に書くといった感じです
負債ってなに?
増えたら嫌なものです
たとえば、借金とかローンの残高など日ごろ増えたら嫌ですよね。そういった借金や支払い義務など嫌なものだと思ってください。また、増えたら貸方(右側)、減ったら借方(左側)に書きます
仕訳でお金を借りたとあれば貸方(右側)に借入金と書いて、逆に、借りたお金を返したとあれば借方(左側)に借入金と書きます
純資産ってなに?
お店や会社の元手になるものです。代表的なものが資本金ですね
以上を踏まえて次の問題をやってみてください
問題:現金100円を元手にお店を開業した
こたえ
借方 貸方
現金 100 / 資本金 100
となります。
考え方としては、自分はお店の立場です。100円を元手にお店を開業したということはお店側からすると現金100円がレジに入ったということになります。なので、現金という増えたらうれしい資産が増加したので借方(左側)に現金 100 を書きます。また、この100円はお店側からすると元手になります。ってことは資本金が増えたいうことになるので貸方(右側)に資本金 100 を書きます。これで仕訳が完成です
どうですか、ボックス図を頭に描きながら仕訳をするとわかりやすいと思います。
簿記初心者の間違いやすいところが、仕訳のときに借方と貸方を逆に書いてしまうミスが多く見受けられます。慣れるまではこのボックス図を書いた紙を横に置きながら仕訳の問題に取り組むと良いと思います。少し慣れてきたら少しずつ紙をみないようにしていくとすぐに仕訳を解く力がつきます。ぜひ試してみてください
今日はここまで!続きは次回とします
今回のポイント
ボックス図をしっかりと書けるようになる
頭でボックス図がイメージできるように何度も書いて覚える
H25.6月簿記3級対策講座はこちらです → 第134回日商簿記3級対策講座
Posted by 簿記3級対策講座 at 12:03│Comments(0)
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